【トルコリラ情報】ロシアマネーがトルコへ?防衛産業に追い風?

トルコリラ
トルコのメインは観光業だ。
しかしロシアとウクライナの戦争でズタボロらしい。
ちなみに戦争前の直近のデータでは、トルコへの観光客は1位がロシア人、2位がドイツ人、3位がウクライナ人とのこと。
その1位と3位が戦争中とのことで、ズタボロなのはなんとなくわかる。

しかし最近のリラはかなり持ち直している。
日銀の円安容認がかなり効いてるからってのもあるけど、どうやらロシアマネーがトルコへ流入してるらしい。
前々からロシアの富裕層がトルコの不動産を買いあさってるみたいな記事はあった。
ロシアの中にも反ロシアな人はいる。
その反ロシアの人や富裕層、フリーランスや企業などと色々な人がトルコへ移住、定住する動きがある。
ロシア国際決済システムSWIFTから排除されているが、トルコで上手く立ち回っているらしい。
結果としてロシアの抜け穴になっているのではとの声もあるが、合法の範囲だとのこと。

そして最近のトルコの経済指標だが、失業率、経常収支、鉱工業生産など改善が見られる。

しかしトルコのCPIはなんと前年同月比61.14%と強烈な数字を叩き出してる!
名目金利が14%なので、差し引くと実質金利はマイナス47%!
通貨の価値がどんどん目減りしている状態だ。
エルドアン大統領のリラ支援策もあるが、やはり買いづらい通貨ではある。

が、トルコにとって朗報なニュースが飛び込んできた。
「トルコ防衛産業に追い風」とゆうニュースだ。
どうやらウクライナへの武器提供(殺戮ドローン)でその攻撃力とコスパの良さが認められ、他国から注文がきてるらしい。
メインは観光業だが、今は防衛産業の方でリラを支えているのかもしれない。

自分は普段リラ円で急騰したときのみショートを打っている。
エルドアン大統領が利上げしない限りはいつものパターンで立ち回っていきたい。

以上です。(投資は自己責任で)